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『できるAccess クエリ&レポート』を読みました。
Accessは学生時代に一般教養的な講義を受けたので、なんとなくの操作方法はわかっていたのですが、ここで改めて学習したいと思いこの本を手に取りました。
Accessの教本はさまざまありますが、この本はクエリとレポートの作成に特化したものです。Accessの基本操作やテーブルについてはある程度知識があったので僕は問題ありませんでしたが、全くの初心者の方はテーブルの作成方法から解説した本を読むほうがいいでしょう。
僕はクエリを「テーブルとテーブルを組み合わせたもの」ぐらいの認識でした。本来はテーブルから必要なデータを取り出したり処理したりするために、必要時に都度実行するものという方が正しいかと思います。学習前に更新クエリを使ったときに何か腑に落ちなかったのが納得できました。
あとレポートについては請求書を作成する演習ができます。これは作り方を覚えればそのまま使えそうなネタだと思います。
普段はKindleで本を買うのですが、手を動かしながら読むには実際の本の方がいいですね。スマホやタブレットだとどうしても画面サイズの関係で読みづらい。
サブモニターを買って、そっちでKindleを表示するというやり方ならむしろ見やすい気がしますね。モニター買うのも検討しようかな。
ページ | 内容 | 備考 |
---|---|---|
116 | パラメータークエリ | 抽出条件に「演算子[タイトル(存在するフィールド名は不可)]と入力 |
136 | 別テーブルにあるデータを一致するものを更新 | 更新クエリを使用 |
140 | 追加クエリ | 選択クエリで追加するレコードを絞ってから追加クエリに変更する |
150 | 不一致クエリ | クエリウィザードから実行 |
158 | ユニオンクエリ | 複数のテーブルを1つのテーブルにまとめる。SQLでSELECT, FROM, UNIONを使用 |
174 | 演算フィールド | フィールドの内容を「表示したいフィールド名:[計算したいフィールド名a]*[計算したいフィールド名b]」のように記述 |
176 | Where条件 | 集計対象のレコードを絞り込むための抽出条件 |
180 | クロス集計 | 行列の入れ替えで表示方法を変更 |
190 | Partition関数 | Partition(数値, 最小値, 最大値, 間隔) |
204 | StrConv関数 | 文字の種類を変換 |
210 | IIF関数 | 条件によって分岐 |
222 | DatePart関数 | 四半期を求める |
224 | DateAdd関数 | 日付の加減算 |
226 | DateDiff関数 | 日付の間隔を求める。IIf関数と組み合わせて年齢を計算できる |
228 | DateSerial関数 | 数値を指定して日付データを作成する。日付から月末日を求めるなど |
234 | Nz関数 | Nullの時の処理 |
236 | DAvg関数 | 平均値を求める。抽出条件で使えば平均以上・以下の絞り込みが可能 |
238 | DSum関数 | 条件に合致したレコードを抜き出して指定したフィールドの合計を求める。累計を求める場合、条件式は”ID≤” & [ID]とするとよい |
240 | DCount関数 | データ数を数える。順位を表示する方法もある |
252 | レポートの余分な余白を削除 | 左隅の四角をクリックしエラー表示→「余分な空白をレポートから削除する」 |
253 | レポートの各パート | レポートヘッダー、フッターはレポートの先頭・最後に1回だけ、ページヘッダー、フッターは各ページの先頭・最後に表示される |
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