僕がこのブログで使っているWordPressのプラグインをまとめておきます。ついでに設定についても触れておきます。
というのも、別ドメインにWordPressをインストールする機会があって、その時にどのプラグインを入れるか一覧があると便利だなというのと、プラグインのページから検索をかけても見つけにくかったり、似たようなプラグインが表示されてややこしいということもあったからです。
WordPressを運用する環境によって必要なプラグインは変わりますので、まずは環境についてあげた上で、用途ごとにアルファベット順で紹介します。
WordPressを運用している環境
スターサーバー

Webサーバーはスターサーバーを使用しています。コスパが良いです。
運営元のネットオウルは、超大手のエックスサーバーの子会社です。エックスサーバーの下位互換的なポジションだと思います。
エックスサーバーと比較すると、コストは安いですがセキュリティ面に難ありです。具体的には自動バックアップとWAFの機能がありません。
逆に言えば、プラグイン等で補えればコスパの優れたサーバーといえます。WAFはプラグインで補えませんが、バックアップはプラグインで可能です。
テーマはCocoon

Simplicityの頃からよく存じ上げている『寝ログ』のわいひらさんによって作られたWordPressテーマ。
無料でSEO対策済み、そしてカスタマイズが容易にできます。WordPressにはSEO対策用プラグインが多数ありますが、そのほとんどが不要になります。
個人によるテーマはサポートが打ち切られるリスクがありますが、Cocoonはエックスサーバーに開発事業が譲渡され、組織的に運営されていくことになりました。今後も安心して使っていくことができますね。

セキュリティ関係
BackWPup : データのバックアップ

データの破損や、誤って削除してしまった場合の備えです。
僕はDropboxをバックアップ先にして、フルバックアップを週1、DBのみを毎日取っています。
設定については記事にしました。
SiteGuard WP Plugin : 不正ログイン対策

WordPressは仕様さえわかればログインページのURLへ簡単にアクセスできますし、ユーザー名も投稿者として表示される場合もあります。
ログインURLとユーザー名がわかってしまえば、あとはパスワードを総当りで試行すればいつかはログインができてしまいます。
このプラグインを使えば、ログインページのURLを自分にしかわからないようにできたり、ユーザー名を隠したり、ログインに複数回失敗したらロックをかけることができたりと、不正アクセスから守ってくれます。
また、ログインページやコメント投稿時に画像に表示された文字を入力させるスパム対策機能もあります。
WP Activity Log : ログインや操作のログ取得

誰がログインしたとか、どのような投稿があったかなどを逐一記録してくれます。
正直ログはそんな頻繁に見るものではありませんし、導入してからほとんど見てませんが、万が一何か不測の事態が起きたときに原因を調査するのにログはあった方がいいです。
備えが役に立たないこともありますが、備えるべくを備えていなくて後悔する方が嫌ですからね。
メディア関係
EWWW Image Optimizer : 画像ファイルを圧縮

最近はスマホで撮った写真ですらかなりサイズが大きいです。どれだけサイズが大きくてもWebサイトでは無用の長物ですし、むしろ読み込みが遅くなってしまいます。
画像のアップロード時にデータを圧縮してくれる他、過去にアップロードした画像データも一括で圧縮してくれます。
以下がやっておいた設定です。軽量化優先ですので、画像を綺麗に見せたい場合は向いていないかもしれません。
- メタデータの削除
- 画像を縦横1200pxにリサイズする
- 次世代規格のWebPの有効化
- JPG品質とWebP品質を70に設定
- PNGをJPGに変換
なお、表示の遅延の設定もできますが、Cocoonのテーマ内で実装されているので不要です。
Phoenix Media Rename : メディアファイルのURLを変更

WordPressはファイル名がデータベースで関連付けられるので、ファイル名を簡単には変更できません。
このプラグインを使えばダッシュボードのメディアページから簡単にファイル名を変更できるようになります。
また、ファイル名を変更した場合、使用していた過去の投稿のURLも差し替えられます。
Regenerate Thumbnails : サムネイル画像の再生成

このプラグインは常に使うものというよりは、テーマを変更した時に使用するものです。
昔は正方形のサムネイルが多かったのですが、最近はワイドな形もよく見かけます。サムネイルの形を変えようと思うと画像をアップし直す必要がありますが、このプラグインを使えばサムネイルを再生成してくれます。
SEO関係
XML Sitemaps : Search Console用のサイトマップ作成

Search ConsoleやBingウェブマスターツールに登録するためのサイトマップを作成するプラグインです。
プラグインを有効化したら「sitemap.xml」が生成されるので、あとは登録するだけでOK。
WebSub (FKA. PubSubHubbub) : 検索エンジンへの登録を早くする

Googleなどの検索エンジンに通知してくれるとのこと。インデックスを早くしてくれるみたいです。
ぶっちゃけこれがどれぐらい効果があるのかがわかりませんが、やっておけば良いと思います。
コンテンツ関係
Category Order and Taxonomy Terms Order : カテゴリーを並び替える

カテゴリーは五十音順で自動的に並びますが、それを任意の並び順に変えることができるプラグインです。
主要なカテゴリーを上の方にもってくるのが吉です。
Contact Form : お問い合わせフォームを設置

言わずとしれたお問い合わせフォーム設置用プラグイン。
カスタマイズも容易にできて安全に使えます。このフォームを使いたいがためにWordPressをインストールしたいレベル。
上記のSiteGuardでのスパム対策は対象外ですが、別途reCHAPTCHAの連携をすれば対策可能です。
Highlighting Code Block : プログラマー向けのコードハイライト

プログラミングで作成したコードを綺麗にハイライトして表示するためのプラグイン。
Cocoonにもデフォルトでハイライトする機能が実装されているのですが、個人的にこのプラグインで表示する方が見やすくて好きです。
どんな感じかはプラグラミング関係の記事を見ていただければ、記事の中でたいてい使っているので見本としてどうぞ。
WP Multibyte Patch : 日本語の文字化け回避
日本語を取り扱う上で文字化けしないようにするためのプラグイン。
これも正直無くて困ったことがないのですが、とりあえず入れて損はないということで導入しています。
WP-Optimize : リビジョンの削除

記事の投稿を何度も下書きしているリビジョンという履歴が溜まります。
かなりの量が溜まってくると気になりますし、読み込みの動作にも影響はあるはず。
このプラグインを使えばリビジョンを一括で削除してくれます。
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